コインチェック、6月18日に4銘柄の取扱廃止を発表。「匿名性暗号通貨」3種を含む

コインチェック、6月18日に4銘柄の取扱廃止を発表。「匿名性暗号通貨」3種を含む

5月18日、仮想通貨取引所「コインチェック」は、現在取り扱っている13銘柄のうち、「Zcash(ZEC)」「DASH(DASH)」「Monero(XMR)」「Augur(REP)」4種の取扱を廃止すると政府発行の官報を通じて発表した。

これにより、廃止日の6月18日以降は、該当通貨の売買や入出金・送金などができなくなる。

廃止日に保有していたユーザーに対しては、18日時点の価格をもとに日本円に換金され、返金されるとのこと。

廃止の理由は明かされていないが、推測できる範囲では、今回廃止が決定した4銘柄のうち、「Zcash(ZEC)」「DASH(DASH)」「Monero(XMR)」の3種が、外部から取引記録を追跡できない「匿名性暗号通貨」であることが挙げられる。

これら通貨は、その特性上マネーロンダリング・テロ資金供与などへの利用が以前から問題視されていた。

事実、1月26日に同社で発生した仮想通貨NEM(ネム)流出事件においても、NEMが仮想通貨DASHを用いて換金されていたことが明らかになっている。

加えて、コインチェックが3月8日に発表した「当社に対する金融庁の業務改善命令について」では、以下の項目が改善案として策定されている。

ⅳ.取り扱う仮想通貨について、各種リスクの洗出し
ⅴ.マネー・ローンダリング及びテロ資金供与に係る対策
引用:https://corporate.coincheck.com/2018/03/08/45.html

匿名性暗号通貨ではないAugurも含まれている理由については、Augur自体が「Webプラットフォームで行われるギャンブルでの利用を想定した通貨」であることが考えられる。

Augurの概要は割愛するが、賭博がメインの通貨を取り扱うリスクを考えれば、廃止に至ってもおかしくはないだろう。

今後、コインチェックは残る9銘柄での営業再開を目指し、業務改善を続けていくとしている。